内祝いやご進物にギフトにしたいプリンNO.1芦屋ぷりん
芦屋ぷりん
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おかみ 藤岡亜樹子
藤岡亜樹子

心と身体を健やかにする美味しいものをお送りすることで、
芦屋ぷりんを囲んだ全ての人々が笑顔になれますように。

驚きのプリンとの出会い

はじめまして。とあっせのおかみ、藤岡亜樹子です。

私がシェフの藤岡が作るプリンに出会ったのは、意外な場所でした。
それは、おでん屋です。
当時、藤岡はパティシエの仕事から離れ、芦屋でおでん屋を営んでいました。
そのおでん屋のデザートがプリンだったのです。
美味しいおでんと日本酒のお店でプリン?と不思議に思ったのですが、
その思いはプリンを見た瞬間に吹き飛びました。

「美しい・・・!」

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カラメルがツヤツヤと輝いています。
表面はなめらかで、お皿の上でふるふると揺れています。
見るからに柔らかそうなのに、全く形が崩れていない凛とした佇まいなのです。

そっと口に運んで、驚きました。
口に入れた瞬間にふわりと卵の香りが立ち上がり、舌の上に広がっていきます。
柔らかな甘さと、それを引き締めるカラメルのほろ苦さ。これまで食べたプリンの中で、一番の美味しさでした。

何度もお店に通ってプリンを食べるうちに、これをおでん屋のデザートに留めておくのはもったいないと思うようになったのです。
お店の他のお客様からも、プリンをお土産に持ち帰りたいと要望が来ていました。
しかし、藤岡はそれを断っていました。
藤岡のプリンは見た目も味もとても繊細なので、家に持ち帰る間に味わいが変わってしまうのです。

でも諦めきれない私は、藤岡と何度も話をしました。
そして今のプリンが持ち帰ることができないなら、それを超える味わいで
持ち帰り可能な新しいプリンを作ることができないかと考えました。
藤岡はそのプリンの開発に私も責任を持って関わるのなら挑戦すると言ってくれました。

究極のプリンを作りたい

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当初開発したのは、持ち帰り専門のプリンです。
しかし、お客様から遠方に送りたいという希望を多数いただき、
また、上質な生活スタイルを提案している婦人誌で紹介されたのをきっかけに通販のお問い合わせが増え、
あらためて配送可能なプリンの開発に取り組むことになりました。
藤岡のプリンの繊細さを残しつつ配送に耐えうる
究極のプリンを作ることを決めたのです。

私はパティシエではありません。
お菓子作りを学んだこともありません。
ただ、美味しいものを食べることが好きで、
自分が好きな美味しいものを家族や友人に教えたいという気持ちは昔から強くありました。
このプリン作りも、藤岡の作る美味しいプリンを大切な人たちに食べて欲しいという気持ちで始めたのですが、逆に私のほうがたくさん助けてもらっています。

お店をオープンする時に手伝いに来てくれた友人。
故郷仙台で出張販売したときにわざわざ買いに来てくれた、長いことご無沙汰していた同級生や親戚。
そして店舗にいらっしゃるお客様から温かいお声がけをいただいたり、
通販で注文くださるお客様からメッセージをいただいたり・・・。
とてもたくさんの方に支えていただいて、そのことが私の力になっています。

プリンを通じて届けたい想い

私には、プリンを通じてお届けしたい想いがあります。

藤岡と私は、プリンの素材を探すために日本各地の生産者を回りました。
それぞれの生産品に対しての思いをうかがい、現場を見せていただきました。
世の中には、化学肥料や農薬を使って育てられた作物がたくさんあります。
人間の手間を省き効率よく作物を生産するには、肥料や農薬は効果的です。

しかし、私はこのプリンを大切な友人たちに食べて欲しいので、
安心で安全なものを作りたかったのです。

「食べる」ということは地球上に住む動植物の「生命」をいただくということです。
「生命」をいただき、自らに取り入れ、また次の「生命」に繋いでいきます。
その「生命」を考えたとき、人間の都合で作られたものではなく、
ありのままの状態で健全に育まれた「生命」を届けたいと思いました。

実際に生産現場を回ることで、誠実に生命に向き合っている
生産者さんに出会うことができました。
これで自信を持ってお届けできるプリンを作ることができると確信しました。

食を楽しむことは、生きることを楽しむことに繋がります。
美味しいものを食べると、人は自然に笑顔になります。
安心して食べられ、心と身体を健やかにする美味しいものをお送りすることで、
芦屋ぷりんを囲んだ全ての人々が笑顔になれるようにという想いを込めて作っています。

Akiko Fujioka